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SFコーポレーション(旧三和ファイナンス)に関して

企業情報

同社は、1972年創業の順大手の消費者金融で最盛期には400以上の支店を持っていました。平成20年には、商号を三和ファイナンスからSFコーポレーションに変更しています。

平成23年8月26日、(株)SFコーポレーション(旧三和ファインナンス:神奈川県横浜市港北区)は東京地方裁判所民事第20部において破産手続開始決定を受けました。

同社破産手続開始決定のお知らせ

負債総額は1897億円と(株)安愚楽牧場に次ぐ同年2番目の規模で、破産管財人は、鈴木銀治郎弁護士(隼あすか法律事務所:東京都千代田区霞ヶ関)です。

過払い金返還の状況

破産手続開始前の数年間は過払い金請求に対して、極めて低額の返還しかせず、訴訟提起すると徹底的に争い回収に非常に時間がかかる会社でした。

そして平成23年の破産手続開始決定により、過払い金回収はほぼ不可能になりました。

破産債権届出書の発送

三和ファイナンスは、いわゆるグレーゾーン金利で貸し付けをしていましたので、同社と過去に取引がある方は、過払い金が発生している可能性が高く、同社の破産手続において破産債権者になります。

もっとも、破産手続きでは債権者に配当する目途が立たなかったため、今までは破産債権者に何の通知も裁判所からなされていませんでした。今回、わずかですが(配当見込みは1%前後)配当できる可能性が出てきたため、過払い金を請求できる過去の顧客に一斉に破産債権届出書の用紙を送付することになったようです。

そのため平成27年9月ころから、過去に取引のあった顧客に対して一斉に破産債権届出書が送付されており、突然大昔の借金に関する通知を受け取って訳が分からず戸惑っている方が多いようです。

破産債権届出書を受け取ったら

破産債権届出書の用紙を受け取ったらどうすればよいでしょうか。

債権届け出期限である平成27年12月11日までに、破産債権届出書を返送しなければ、過払い金返還請求権を失う恐れがあるので、必要事項を記入して返送してください。

もっとも、配当の時期は未定であり、配当率も1%前後とされているので、わざわざ書類を返送して手続きに関与するメリットはあまり高くありません。書類を返送せずに、何もしないという方法が一番簡単かと思われます。

ほかの消費者金融に過払い金請求できる

SFコーポレーション(旧三和ファイナンス)と過去にお取引があった方は、他の大手消費者金融(アコム、プロミス、アイフル、ディック等)ともお取引があった方が多いです。

完済してから10年以内であれば、今からでも過払い金請求が可能ですので、過去に消費者金融(いわゆるサラ金)と取引があった方は、弁護士にご相談することをお勧めします。

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