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映画「リンカーン弁護士」と弁護士事務所の経営について

先日、映画「リンカーン弁護士」を見ました。
簡単に内容をご紹介すると、事務所を持たず高級車リンカーンの後部座席を事務所代わりにロサンゼルスに点在する裁判所を回る刑事弁護士ミック・ハラーは、麻薬密売人や娼婦からの依頼を受けて小金を稼いでいた。そんなとき暴行容疑で逮捕された資産家の息子の弁護を依頼され、久々の高額報酬案件と期待していたところ、実はその依頼者はとんでもない悪党だったというものです。

ちなみに、私は原作者のマイクル・コナリーの大ファンで、彼のほとんどの小説を読んでいます。本作リンカーン弁護士は数年前に読み、その続編も全て読んでいます。

本作で注目したいのは、事務所を持たず車で仕事をするという弁護士業務の形態です。
日本でも、昔からあった「いそ弁」(居候弁護士、給料をもらう弁護士のこと)に加えて、近年「のき弁」(無給で先輩事務所の軒先を借りること)、「たく弁」(自宅を事務所代わりにすること)、「けーたい弁」(事務所を持たず携帯電話のみで執務すること)などの形態が出現してきました。
車を事務所代わりに使う、いわゆる「車弁」も、日本の「たく弁」や「けーたい弁」に共通するものがあります。

ただ、日本では「たく弁」や「けーたい弁」との用語は職にあぶれた弁護士に対して否定的な意味合いで使用することが多いのに対して、本作で描かれる「車弁」は広域に点在する裁判所をカバーするため移動時間を効率的に使うための合理的な選択の結果でありあまり否定的なニュアンスは感じません。
固定された事務所を持たないという執務形態は日本でも積極的に検討されてもよいのかもしれません。霞ヶ関や立川など地方裁判所近隣に事務所を構える弁護士が多いのに比べて、私のように町田という各地方裁判所まで片道1時間以上かかる微妙な立地で開業していると、裁判所までの移動時間はかなり負担になります。
ましてや刑事事件を多く受け持つと都内各地に点在する警察署に接見に行かないといけないため、業務時間の大部分を移動時間が占めることになってしまいます(警察署は駅から遠いところにあることが多いのです)。

刑事事件専門なら、あえて事務所をもたないこともありかもしれません。
もっとも、日本では(少なくとも東京では)電車で移動したほうが早いので「車弁」は現れないでしょう。

平成24年7月24日

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