東京地方裁判所立川支部（略称「東京地裁立川支部」）
東京地方裁判所の支部ではあるが、２３区外（多摩地域）を管轄するため、その事件数は全国の地方裁判所本庁と比べても有数の規模を誇ります。以前は東京地方裁判所八王子支部でしたが、平成２１年４月に立川に移転して立川支部になりました。また、弁護士会多摩支部も同時期に八王子市から立川市に移転しました。町田市を管轄する地方裁判所であるため、当事務所でも非常によく利用します。
以下、東京地方裁判所立川支部について、町田、相模原の弁護士が説明します。
東京地方裁判所立川支部の所在地（場所）、行き方
〒１９０－８５７１
東京都立川市緑町１０－４
電話（代表）042-845-0365
多摩都市モノレール「高松駅」徒歩5分，立川バス「裁判所前」徒歩1分，JR立川駅（北口）徒歩25分です。JR立川駅から歩くと、微妙に遠いので、弁護士や利用者の多くはそこから多摩都市モノレールで1駅分を利用することが多いです。
町田市等の多摩地域南部・小田急線沿線からのアクセスはよくありません。町田駅からはJR横浜線で八王子駅に出てから、JR中央線で立川駅まで行き、さらに多摩都市モノレールに乗るので１時間以上かかります。町田市・多摩市等は東京地裁立川支部の管轄であるため、立川支部を利用せざるを得ないのですが、実際は霞が関の東京地裁本庁の方がアクセスしやすいです。
東京地方裁判所立川支部の管轄
東京地方裁判所立川支部の土地管轄は、東京都２３区外（多摩地域）全域です。町田市、八王子市、多摩市等の東京都市部は立川支部が管轄です。東京都民の約３分の１にあたる、４２０万人を超える人口が居住しているので、支部とは言っても他県の地方裁判所本庁と同等の規模を誇ります。
金属探知機ゲート、手荷物検査
東京地方裁判所立川支部では、正面玄関（北玄関）でゲート式金属探知機・X線手荷物検査装置を設置して、入場者の持ち物検査を実施しています。
東京地裁本庁と異なり立川支部では以前は金属探知機検査を行っていなかったのですが、平成３１年３月から、立川支部でも金属探知機等を行うことになりました。霞が関の東京地裁本庁程ではありませんが、立川支部でも午前１０時ころはそれなりに込み合いますので、午前の期日の方は時間に余裕をもって入場してください。
地下に食事処（レストラン、コンビニ）があります
東京地方裁判所立川支部周辺も飲食店はほとんどありませんが、裁判所地下に食堂（社食や学食のようなイメージの場所です）があります。裁判官や弁護士等がここで食事をすることも多いです。また、食堂の隣に売店では弁当や、収入印紙、切手（郵券）を販売しています。
破産事件で東京地方裁判所立川支部に行く場合（債権者集会、免責審尋）
東京地方裁判所立川支部での破産事件では同時廃止の場合は免責審尋、管財事件の場合には債権者集会のために申立人である破産者が出席する必要があります。
免責審尋は、裁判所の庁舎４階の債権者集会場で行います。債権者集会も債権者集会場又は法廷で行います。
過払い・債務整理の無料法律相談を実施しています。