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書評 「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」

この手の裁判傍聴記では有名な「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」(文春文庫:著「北尾トロ」)を、読みました。

漫画化や、ドラマ化されたので、ご存じの方も多いかと思います。

著者は、裁判の知識はないものの、雑誌の取材がきっかけで東京地方裁判所の刑事事件の傍聴を繰返すようになります。オウム事件などの大事件の傍聴もしていますが、新聞に載らないような小さな事件も熱心に傍聴し、法廷に現れる被告人、裁判官、検事、弁護士、などを実に良く観察しています。

被告人や関係者の服装、弁解内容を観察し、事件の大小にかかわらず、人間臭い事件を見つけては喜びます。

その野次馬的、ワイドショー的な見方に対して、嫌悪感を抱く読者もいるようですが、私はかなり楽しめました。

世間的にはしょぼい事件であっても、そこには普通では有り得ないような意外性があったり、被告人の思考過程は常人からかけ離れたとんでもないものであったりします。裁判傍聴では、そのような非日常の一端を垣間見ることができるのです。弁護士から見ても、こんな被告人いるな、こんな検事いるよ、と思わずにんまりする場面はいくつかありました。また、傍聴マニアの方々に関する説明は興味深かったです。

確かに東京地裁では傍聴人は多いのですが、一体この人たちはなぜこんな事件を傍聴しているのだろうといつも疑問に思っていました。

専門的知識は必要としない軽い読み物ですので、法廷の雰囲気を知りたい方は読んで損はないと思います。

平成24年1月17日

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